最低限のrailsコマンド9個まとめ

Ruby on Railsで開発をする上で絶対に使う最低限のコマンドをまとめてみました

1. rails new

カレントディレクトリに新しいRailsアプリケーションを作成するコマンド

$ rails new sample_app

sample_appの部分に作りたいアプリケーション名を入れる 

Railsのバージョン指定、データベースの指定などのオプション機能がある
 

2. rails server

Pumaというwebサーバーを起動し、Webブラウザからrails newしたアプリケーションにアクセスするコマンド

$ rails server

ショートカットは

$ rails s

起動したいアプリのディレクトリで行う


オプション機能を使い

サーバーを起動する際の環境を指定

ポート番号の指定

サーバーへ外部からアクセスする方法

デーモンとしてサーバーを起動する

なども可能

 

3. rails generate

アプリケーションに必要なファイルを作るコマンド

$ rails generate 

ショートカットは

$ rails g

generate時にアクションやオプションをつけることも可能
基本的には下記のように実行する
(正確には他にも様々なファイルが生成されるが今回は省略)

# コントローラーとビューとルーティングを作成
$ rails g controller ControllerName  

# モデルとマイグレーションを作成
$ rails g model model_name  

# マイグレーションを作成
$ rails g migration migration_name  

関連して必要なファイルも名前を統一してまとめて生成してくれる
 

4. rails destroy

rails g で作成したファイルを削除するコマンド

$ rails destroy controller_name

ショートカットは

$ rails d controller_name

rails g を実行すると一度に複数のファイルが生成されるため、手動で削除するのではなく rails destroyを使いまとめて削除することでミスが減る。あと楽。

間違えてgenerateしてしまった時に使える

 

5. rails console

コマンドラインRailsアプリケーションとやり取りすることができるコマンド

$ rails console

ショートカットは

$ rails c

データを変更することなくコードをテストができるsandboxというオプション機能もある

$ rails c --sandbox


 

6. rails db

データベースを扱うコマンド

# データベースの作成
$ rails db:create

# データベースに変更を加える
$ rails db:migrate

# データベースの変更を取り消す(ひとつ前に戻す)
$ rails db:rollback  

 up, down, redo, resetなどのメソッドがある

 

7. rails routes

config/routes.rbに定義されている全ルーティングを確認することができる

$ rails routes

grepコマンドで絞り込み検索もできる

$ rails routes | grep sample  #sampleに調べたい文字列を入れる

8. rails test

テストファイルに書いた全てのテストを実行するコマンド

$ rails test

特定のファイルのみをテストすることもできる

()
$ rails test test/models/user_test.rb


 

9. rails about

現在使っているrailsの情報を調べることができるコマンド

$ rails about

誰かに質問するときやバージョン確認したい時に使える
 


おしまい