Ruby on Railsで開発をする上で絶対に使う最低限のコマンドをまとめてみました
- 1. rails new
- 2. rails server
- 3. rails generate
- 4. rails destroy
- 5. rails console
- 6. rails db
- 7. rails routes
- 8. rails test
- 9. rails about
1. rails new
カレントディレクトリに新しいRailsアプリケーションを作成するコマンド
$ rails new sample_app
sample_appの部分に作りたいアプリケーション名を入れる
Railsのバージョン指定、データベースの指定などのオプション機能がある
2. rails server
Pumaというwebサーバーを起動し、Webブラウザからrails newしたアプリケーションにアクセスするコマンド
$ rails server
ショートカットは
$ rails s
起動したいアプリのディレクトリで行う
オプション機能を使い
サーバーを起動する際の環境を指定
ポート番号の指定
サーバーへ外部からアクセスする方法
デーモンとしてサーバーを起動する
なども可能
3. rails generate
アプリケーションに必要なファイルを作るコマンド
$ rails generate
ショートカットは
$ rails g
generate時にアクションやオプションをつけることも可能
基本的には下記のように実行する
(正確には他にも様々なファイルが生成されるが今回は省略)
# コントローラーとビューとルーティングを作成 $ rails g controller ControllerName # モデルとマイグレーションを作成 $ rails g model model_name # マイグレーションを作成 $ rails g migration migration_name
関連して必要なファイルも名前を統一してまとめて生成してくれる
4. rails destroy
rails g で作成したファイルを削除するコマンド
$ rails destroy controller_name
ショートカットは
$ rails d controller_name
rails g を実行すると一度に複数のファイルが生成されるため、手動で削除するのではなく rails destroyを使いまとめて削除することでミスが減る。あと楽。
間違えてgenerateしてしまった時に使える
5. rails console
コマンドラインでRailsアプリケーションとやり取りすることができるコマンド
$ rails console
ショートカットは
$ rails c
データを変更することなくコードをテストができるsandboxというオプション機能もある
$ rails c --sandbox
6. rails db
データベースを扱うコマンド
# データベースの作成 $ rails db:create # データベースに変更を加える $ rails db:migrate # データベースの変更を取り消す(ひとつ前に戻す) $ rails db:rollback
up, down, redo, resetなどのメソッドがある
7. rails routes
config/routes.rbに定義されている全ルーティングを確認することができる
$ rails routes
grepコマンドで絞り込み検索もできる
$ rails routes | grep sample #sampleに調べたい文字列を入れる
8. rails test
テストファイルに書いた全てのテストを実行するコマンド
$ rails test
特定のファイルのみをテストすることもできる
(例) $ rails test test/models/user_test.rb